乳がん

20歳台のとき友人の看護師が乳がんに罹り亡くなりました。診断されたのは25歳、お子様もいました。診断されてから化学療法を受けたのですが副作用に悩まされ、途中から放射線療法に変えていましたが、効果があまりなく33歳で亡くなり小学生と中学生の子供を残し天国に行きました。治療中も仕事を続けていて、周囲の看護師はあまり気づかなかったです。子供に心配かけたくなくて頑張りすぎたための死でした・・。

あれから数十年〇〇ちゃんは元気でお空から私たちを観ているかな?

今、乳がんもかなりの勢いで患者数が増加しています。乳がん罹患率は30歳台後半から増加し始め、40歳台後半から50歳台前半でピークとなっています。働き盛りを襲う疾患です。

 

乳がんが増加した原因

 食生活の欧米化:食生活の欧米化によって、高蛋白・高脂肪の食事が増えて体格がよくなりその結果初潮が早くなりました。私の時代の時は中学1年生で初潮を迎えた人が多かったですが、今は小学校4年生でむかえる人もいます。また、閉経が遅い人も増加傾向となっています。

 女性の社会進出:女性の社会進出の増加に伴い妊娠、出産を経験する方が減少し、生理の回数が多くなり、生理中はエストロゲンの分泌が多量に分泌されるため乳がんの発生に影響を及ぼしている可能性があるそうです。

 

症状

 初期はほとんどの方が自覚症状がないです。進行してくると「しこり」として自覚します。しこりは硬く移動性はほとんどありません。皮膚がえくぼのようなくぼみができたり、赤く腫れたり乳頭や乳輪部に湿疹やただれができたり、乳頭をつまむと血液が混入したような分泌液が出ることもあります。脇の下(腋窩)にリンパ節があり腫れたりします。

罹患するリスクが高くなる方

 初潮年齢が早い方、遅い方、閉経年齢が遅い方(閉経は平均50歳で55歳以降に閉経するとアップします)、家族で乳がんの経験した方がいる方、初産年齢が遅い方など

 

セルフチェックの方法

 時期は毎月の生理が終了した後に鏡に向かって立ち、両腕を高く上げ、次に下ろします。両腕を腰に当て、この動作をする中でひきつれやくぼみ、がないかチェックします

 胸に触れて確認します。指3本をそろえて10円玉くらいの「の」の字を書くようにして、全体をゆっくり表面的に触ります。乳がんの好発部位は胸の外側上部です。脇の下(腋窩)も触って腫れていないか確認します。 乳頭をかるくつまみ血性の分泌物が出ないかチェックします。この一連の確認を左右に行います。

 

年に1回検査を受けることもおススメです。

 区の検診は無料ですが病院は自由診療になっているので、受診先の病院によって診療代金には差があります。

 

健康維持を心がけるためにも野菜を1日350g以上摂取し、食物繊維が不足しないような食生活と運動が大切です。でも私は運動はほとんどしていなく、愛犬の散歩くらいです

女性のみなさん気をつけましょうね  (⋈◍>◡<◍)。✧♡