EPA看護師候補者教育 〜看護師候補者とともに〜

週1回個別指導90分を毎週1回行い、小テストも週に1回行っています。今日はインドネシア候補者への個別指導でした。

 

女性生殖器看護 〜過去問題〜

 

乳癌について正しいのはどれか

 

1. 乳房の内側に多い

2. 有痛性の腫瘤が特徴である

3. エストロゲン補充療法を行う

4. センチネルリンパ節生検により郭清する範囲を決

める

 

国家試験ではルビがありますが1年目以降は私は問題にルビはなしにして読んでもらいます。

 

読めなかった漢字は 腫瘤郭清、でした。読み方を教えると意味は把握していて、正解4を選びでした。

 

解説

選択肢1は乳癌の好発部位は乳腺組織が最も多い外側上部で、約50%を占めています。候補者は%までは分かりませんでしたが、外側上部と理解できていました。

 

選択肢2は進行すると痛みを生じることもありますが早期では痛みがないことが多いです。有痛性の意味はあやふやだったそうですが、痛みがある= 有痛かな?と思ったということでした。

 

選択肢3はエストロゲンは乳腺細胞から発生するがん細胞の増殖を促進させるため、抗エストロゲン薬を投与します。エストロゲン補充療法はしないと理解していました。

 

選択肢4は腋窩リンパ節のうち、最初にがん細胞がたどり着くリンパ節をセンチネルリンパ節といい、最初にたどり着くリンパ節を調べてどこまで郭清する必要があるかを調べます。候補者はセンチネルリンパの意味がわからなかったが他の選択肢は間違いとわかったので正解を4と選んだということでした。

 

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このように視覚で説明すると、わかりやすいそうです

乳癌の周りに色素を注入し、センチネルリンパ節をみつけて癌の原発巣から出たリンパ液がはじめに流れ込むリンパ節を把握でき転移の有無を調べるのがセンチネルリンパ節生検となります。

 

3年前はこのような問題を解くまで語句の意味、専門用語の意味、を説明して理解するまでは10分はかかっていました。今は、10問を18分くらいで解いています。まだ専門知識は充分でなく、今年の2月は8点不足で国家試験は不合格でした。来年の2月が最後のチャンスになります。絶対合格目指して、日々頑張っています。

 

合格しますように❣️

 

最後まで読んでいただきありがとうございまーす😊