入浴

入浴

 入浴は1日の疲れを取り、ゆっくりリラックスできる時間ですよね。私は入浴剤にレモンライムの香りのエコバースやローズの香りの入浴剤、泡風呂に入ったりしてリラックスしています。

 

ところが、入浴中の湯船や浴室、脱衣室ではこれから徐々に寒くなるにつれて危険がひそんでいます老人だけではなく若い人にも起こりうることです。

 

何がおこるの?

入浴中に亡くなられたり、血圧が急激に下降して倒れたりします。東京では11月から入浴中の死亡が増加。12月から1月はさらに多く110~135人の方が亡くなられています。寒い東北地方は気温が低いので危険度はアップします。

 

入浴中の事故の原因

1.脱衣室や浴室、湯船での温度差による血圧変動

2.湯船に入ることでの血圧の上昇や発汗による脱水

3.静水圧(水圧)による心臓への負担

4.転倒

 

入浴前の注意

1.家族で暮らしている人は入浴することを家族に伝える

2.入浴直前にアルコールは飲まない

3.脱衣室と浴室の温度差をなるべく少なくする

4.睡眠薬服用後の入浴は避ける

5.老人の入浴時には心配りをする

6.熱いお湯、長風呂は避ける

7.心筋梗塞、高血圧、低血圧、脳血管疾患などの持病のある方は注意する

 

入浴中、注意すること

1.水位は心臓の高さより下が理想

2.浴槽のお湯の温度は42℃以下が理想

3.浴槽の出入りに手すりがあることが理想(すぐつかまれるように)

4.浴槽内で体が浮いたり滑ったりしないように滑り止めマットがあるのが理想

 

浴槽から出る時の注意点

1.急に立ち上がらない(ゆっくりと)

2.頭部をやや低くして立ち上がる

 

入浴してふらふらっとなったことありますか?

私は温泉が大好きです。日帰り入浴も大好き。好きすぎて長湯してふらふらっとなり倒れそうになったことがあります。何度か経験しています。

入浴することで血管が拡張して血流がよくなります。水圧の影響で普通よりも脳への血液も多く流れ込みます。浴槽である程度浸かった状態から急に立ち上がると水圧が急になくなるため、血液は一気に下半身に流れ込み血管は拡張しているため血圧が低下して脳内の血液が少なくなり酸素不足になって立ちくらみを誘発してしまうのです。一気に血圧が下がると、そのまま転倒してしまうこともあります。

 

最近のお風呂のリモコンには呼び出し機能がついているので、すぐ呼べるので便利です。

入浴前後の注意点、血圧変動に気をつける工夫をおこない、素敵な入浴タイムにしたいですね。皆さんも日ごろから注意して危険を回避していきましょうね。

 

最後までよんでいただきありがとうございまーす