社会保障制度
日本の社会保障制度は、社会保険、公的扶助、社会福祉を四本柱としている
社会保険:失業・疾病・労働災害などが発生したときや、老齢になったときに、あらかじめ拠出しておいた積立金から必要に応じて所得やサービスの給付を受ける制度
医療:健康保険(民間サラリーマンなど) 共済組合(公務員、教員など)
国民健康保険(自営業者、農業従事者など) 後期高齢者医療(75歳以上)
年金:厚生年金保険(民間サラリーマンなど) 共済年金(公務員、教員など)
労災:労働者災害補償保険(民間サラリーマンなど)
雇用:雇用保険(失業に対する給付等を行う)
公的扶助:生活が困難な国民に、必要な金銭や現物を支給する制度
生活保護法に基づく8つの扶助があります
①医療扶助
②介護扶助
③葬祭扶助
④生活扶助
⑤住宅扶助
⑥生業扶助
⑦教育扶助
⑧出産扶助
覚え方ゴロ合わせ イカ、ソーセージ、生協産
①② ③④⑤ ⑥⑦⑧
医療扶助と介護扶助のみ現物給付、他は現金給付になります
社会福祉:高齢者、児童、障害者など社会的保護や援助を必要とする人々に対してサービスを提供する制度
高齢者福祉、児童福祉、母子福祉、障害者福祉
公衆衛生:感染症の予防など国民の健康を守る医療と、上下水道の整備など生活環境の整備・保全
医療:健康増進対策、難病、感染症対策、保健所サービスなど
環境:生活環境整備、公害対策、自然保護など
EPA看護師候補者に社会保障を教えるには私自身がしっかり知識をつける必要があり、努力した。私自身がわからないと教えられない。社会保険の種類と内容を簡単に小学生レベルまで日本語で分かりやすく説明し、また生活保護法に基づく8つの扶助の種類をひとつひとつ説明した。日本に来日して3年が経とうとしている。かなり理解力はついてきていると感じる。
生活扶助のゴロ合わせの覚え方も、初年度より覚えられるようになっている。
イカ、ソーセージ、生協産で覚えて欲しい。また時期をみて覚えたか確認していかなければならない。
日本の社会保障制度はまだまだ覚えることがたくさんありますが、一度に教えてもわからないため少しずつ説明し、国家試験まで一緒に頑張らなければならない。扶助の種類の言葉も覚えるのは大変そうである。難しいけど頑張りますと話された。頑張って覚えましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございまーす