~過去問題~
問題1.訪問看護の利用について正しいのはどれか。2つ選べ
1.必ず要介護認定を受ける必要がある
2.介護保険による利用は原則1割負担である
3.医療保険による利用は対象となる疾患の患者のみである
5.医療保険による利用は年齢の制限がある
正答
1.✖ 要介護認定を受ける必要があるのは、介護保険による訪問看護利用の場合だけである。
2.〇 介護保険の自己負担割合は1割であるが、平成27年8月より、第1号被保険者で一定以上の所得者の自己負担割合は2割となった。
3.5.✖ 対象は、年齢や疾患を問わず、すべての在宅療養者である。
EPA候補者は選択肢2と5を選び不正解でした。医療保険による利用は年齢制限があると思っていたそうです。第1号と第2号の被保険者の区別はできていましたが、どういう人が医療保険の対象になるか理解できていませんでした。どういう時に医療保険で動かすのか要点学習をするように話しました。私が説明してもすぐ忘れるため、自分自身で調べてもらった方が記憶に残ると考えます。
問題2.心機能障害によって身体障碍者手帳の交付を受けた中学生のペースメーカー植え込み術にかかる医療費を一部負担する制度はどれか
1.療育の給付
2.養育医療
3.育成医療
4.厚生医療
正答
18歳る児童が対象となる。
2.✖ 養育医療は、母子保健法に規定される未熟児を対象としたものである。
3.〇 育成医療は、障害者総合支援法による自立支援医療制度の一つである。給付対象は、身体に障害がある児童または将来において障害児となるおそれのある児童のうち確実に治療効果が期待される児童とされている。育成医療を含む自立支援医療費については、応能負担を原則としている。
4.✖ 更生医療は、障害者総合支援法による自立支援医療制度の一つである。18歳以上の身体障害者手帳保持者が対象となる。
EPA候補者は選択肢2を選び不正解。それぞれの選択肢の意味が全く分からなかったそうです。課題にして調べてくるように伝えました。
問題3.腸蠕動音聴取の方法で正しいのはどれか
1.膝を曲げた仰臥位で行う
2.胸部から恥骨結合まで露出する
3.患者の左側に立ち、聴診する
4.腹部のどこか一か所に聴診器を当てる
正答
1.✖ 膝を伸ばした仰臥位で行う。腹部の打診や触診は、膝を曲げて行う。
2.✖ 剣状突起から恥骨結合まで十分に露出し、それ以外はタオルで覆う。
3.✖ 患者の右側立ち、聴診する。
4.〇 一か所に聴診器の膜面を軽く当て、約60秒聴取する。
EPA候補者は正解でした。他の選択肢もなぜ間違いか答えることができました。
国家試験まであと53日となりました。現在は正答率70%の過去問題と今年受験した模擬テストの復習、今年の国家試験の復習を繰り返し行っています。日本語の語彙力が弱いところもありますが、かなり理解できるようになりました。これからは、インフルエンザ予防をしながら体調管理と少しでも知識を増やし自分自身に自信をもって頑張ってほしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。