EPA看護師候補者教育 ~看護師候補者とともに~

~個別学習~

 

問題1.毒素型細菌性食中毒の原因となるのはどれか

1.腸炎ビブリオ

2.サルモネラ

3.カンピロバクター

4.ボツリヌス菌

 

正答

1. 感染型細菌性食中毒の原因となる。 魚や貝などの海産物を介して感染する。

2. 感染型細菌性食中毒の原因となる。 食肉ペットなどを介して感染する

3.✖ 感染型細菌性食中毒の原因となる。 生の鶏肉牛肉生乳飲料水などを介して感染する。

4.〇 毒素型細菌性食中毒の原因となる。 嫌気性条件下で毒素を産生し、食中毒を引き起こす。

EPA看護師候補者は正解しました。去年は間違えてばかりいたので類似した問題を繰り返し行い、要点学習で覚えたようです。

 

問題2.パーキンソン病でみられるのはどれか。2つ選べ。

1.仮面様顔貌

2.多動

3.姿勢反射異常

4.共同偏視

5.片麻痺

 

正答

1. 顔の表情が少なくなり、瞬きが減り、仮面様顔貌となる。

2. 動作の開始が困難となり、動きが鈍く少なくなる。寡動または無動といわれる

3. すくみ足、突進歩行、小刻み歩行など歩行障害を主とした姿勢反射異常がみられる。

4. 共同偏視とは、両眼が同じ方向を向いたままになることで、脳出血などで眼球運動をつかさどる神経に異常が生じたときに起こる。

5. 片麻痺は中枢性麻痺のひとつで、大脳皮質運動野から中脳の手前までの錐体路の障害である。

EPA看護師候補者は正解しました。パーキンソン病は頻出問題なので、症状を覚えておくように話していました。

 

問題3.育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律で正しいのはどれか。2つ選べ。

1.介護休業の取得限度日数は定められていない

2.小学生を養育する労働者は、看護休暇を取得できる

3.1歳に満たない子を養育する労働者は看護休暇を取得できる

4.配偶者父母のために、介護休暇を取得できる

5.勤務時間の短縮に関しては定められていない

 

正答

1. 育児休業、介護休業等育児または家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」は、育児または家族の介護を行う労働者が退職せずに済むように、その雇用の継続を図り、育児または家族の介護のために退職した労働者の再就職を促進することを目的とする。介護休業は、通算して93日を限度として取得することができる。

2. 小学校就学前までの子を養育する労働者は、1人であれば年に5日、2人以上であれば年に10日を限度に看護休暇を取得できる。

3.〇 両親ともに育児休業を取得した場合は1歳2か月、また、保育所に入所できないなどの一定の要件を満たす場合には、1歳6か月まで取得できる。

4. 配偶者の父母の介護のために介護休暇を取得できる。

5. 3歳未満の子を養育する、または要介護状態にある対象家族を介護する労働者は勤務時間を短縮することができる。

EPA看護師候補者はひとつ正解だったので不正解となります。2つ正解しないと配点はもらえません。選択肢2を選んでいました。小学生と小学校就学前とでは意味が違いますが、慌てたのか気づかなかったそうです。日本人でも社会保障制度を学ぶのは大変ですが海外の方にとってはハードルの高い問題です・・。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。