EPA看護師候補者教育 ~看護師候補者とともに~
~個別学習~
問題1.乳児への散剤の与薬について、親に指導する内容で適切なのはどれか
1.ミルクに混ぜる
2.はちみつに混ぜる
3.少量の水に溶かす
4.そのまま口に含ませる
正答
1.✖ 主なエネルギー源であるミルクに混ぜてしまうと、ミルク嫌いになり栄養ができなくなる可能性がある。また、ミルクを残した場合に薬を全量服用できないおそれもあるため、ミルクに混ぜるのは適切ではない。
2.✖ はちみつはボツリヌス菌が含まれている。厚生労働省は、腸内環境が整っていない1歳未満の乳児に、はちみつを与えると乳児ボツリヌス症を発生する危険性が高いため、与えないように注意喚起をしている。
3.〇 授乳後は満腹になり内服できないことも多く、嘔吐する危険性も高いので、内服のタイミングとしては授乳前の空腹時や、授乳と授乳の間に行うことが望ましい。
4.✖ 散剤をそのまま口に入れたり、啼泣時(泣いたとき)に無理に飲ませたりすると、誤嚥や嘔吐の危険性があるので適切ではない。
EPA看護師候補者は正解でした。去年ははちみつの意味がわからなく選択肢2を選んでいましたが、今年は正解しました。忘れたころに昨年間違った問題を再度解かせています。
若いお母様でもはちみつの危険を知らないで薬に混ぜて乳児が亡くなってしまう事故も数年前に起きていますので、知識として大切です。
問題2.疾患の原因となる生活習慣の組み合わせで適切なのはどれか
1.低血圧‥‥‥‥‥‥‥‥‥飲酒
3.悪性中皮腫‥‥‥‥‥‥‥喫煙
4.Ⅰ型糖尿病‥‥‥‥‥‥‥過食
正答
1.✖ 低血圧は原因不明の本態性低血圧と、細胞外液減少や自律神経系、内分泌系、循環機能の障害による症候性低血圧に分類される。飲酒は高血圧の要因のひとつである
2.〇 心筋梗塞は、冠状動脈の閉塞により心機能が低下する疾患であり、動脈硬化や血栓形成が主な原因である。長時間労働による疲労の蓄積も循環動態、血管病変の悪化を招き、発症の原因となる。
3.✖ 悪性中皮腫は、アスベストの吸入後、30~40年を経て、胸膜や腹膜の中皮細胞から発生する悪性腫瘍である。喫煙は、肺癌、慢性閉塞性肺疾患などの要因のひとつである。
4.✖ Ⅰ型糖尿病は、自己免疫や遺伝因子が要因で膵臓のインスリン分泌障害により生じる糖尿病である。過食によるインスリン作用不足が要因となるのは2型糖尿病である。
EPA看護師候補者は正解でした。
長時間労働の影響って怖いですね。長男も広告代理店(東京)での勤務は過酷な長時間労働でした。悲鳴をあげるくらいです。今は大阪に異動となり、安心しています。皆さんは1ヶ月のオーバーワークはどのくらいでしょうか。私は26~27時間位ありますが、国家試験終了後はオーバーワークも減り少し楽になりそうです。長時間労働している方は、昼休み時間15~20分仮眠するだけで体は楽になるといわれています。どうかお体を大切にしてくださいね・・。
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