EPA看護師候補者教育 ~看護師候補者とともに~

~必修問題~

問題1.人体における水分とその分布に関する記述である。正しいのはどれか。

1.細胞内液は体重の約20%を占める

2.水分が人体に占める割合は加齢に伴って増大する

3.女性は男性よりも水分の占める割合が多い

4.水分は体重の約60%を占める

 

正答

1.✖ 成人男性の細胞内液は体重の約40%である。また、体重の約60%を占める水分のうち約2/3が細胞内液である。

2.✖ 水分の占める割合は加齢によって減少する。

3. 女性は男性よりも水分が占める割合が少ない。女性は体脂肪率が高い代わりに水分の割合は少なく、男性60%前後、女性50%前後である。

4. 年齢、性別などにより異なり、50~70%と幅がある。女性より男性が、高齢者より若年者が体重に占める水分量は多い。

EPA看護師候補者は正解しました。

 

 

問題2.疾病対策と一次・二次・三次予防の組み合わせである。正しいのはどれか

1.粉塵作業における保護具の着用‥‥‥‥‥‥‥一次予防

2.子宮がん検診‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥一次予防

3.腎不全患者に対する人工透析‥‥‥‥‥‥‥‥二次予防

4.脳血管疾患患者の理学療法‥‥‥‥‥‥‥‥‥二次予防

5.BCGの接種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥三次予防

 

正答

1. 保護具の着用は、特異的予防(塵肺予防)である。一次予防に当てはまる。

2. 子宮がん検診は、がんの早期発見と結びつくため、二次予防に当てはまる。

3. 人工透析は、腎疾患の適正治療管理であり、病気の進行を防ぐ三次予防に当てはまる。

4. 理学療法は、症状の進行を防ぎ機能回復を目指す。三次予防に当てはまる。

5.✖ BCG接種は、特異的(結核予防)であり、一次予防に当てはまる。

EPA看護師候補者は1名が不正解でした。以前も同じような問題を種類を変えて出していますが間違えています。病気の予防は、一次予防と理解していても、粉塵の作業における保護具の着用が塵肺予防になると考えられなかったようです。言葉の意味の理解が不十分とわかりました。粉塵作業が理解出来ていませんでした。

 

問題3.医師が管理者となる規定があるのはどれか

1.市町村保健センター

2.介護老人保健施設

3.訪問看護ステーション

4.介護老人福祉施設特別養護老人ホーム

 

正答

1. 市町村保健センターのセンター長は医師でなくてもよい。

2.〇 医師が管理者でなければならない。

3. 訪問看護ステーションの管理者は、保健師または看護師である。

4. 医師でなくてもよい。

EPA看護師候補者は正解しました。国家試験の必修問題は午前と午後とで50問あります。50問中40問以上正解しなければなりません。模擬テストでも必修問題は合格点を取っているので必修はクリアできると思います。一般問題は130問あり一問1点です。EPA看護師候補者は一番苦手な問題です。範囲が広くて知識が豊富でなければなりません。この問題を67%位正解してくれると合格できると思います。状況背一定問題は60問あり一問2点の配点です。一般問題と状況設定問題とが7割弱取れると合格です。候補者は状況設定問題は比較的正答率が高いです。受験日、なんとか一般問題をクリアできることを願っています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。