こんばんは〜😊
今日は勤務先で防災訓練でした。
首都直下型地震等の非常時に、病院における防災対応力を向上し、より効率的・機能的に動ける体制づくりをするため年に数回行っています。
課題: 首都直下地震が発生。地震により停電が発生。非常電源による呼吸器回路等の運転継続、患者様、職員の安否確認。消火器による初期消化訓練を行う
訓練内容: 通報連絡訓練
実際に消防署への通報をするように実際に訓練
消防: 火事ですか? 救急ですか?
病院: 火事です!
消防: 住所と目標を言ってください。
病院: ○○○区 ○○○ ○-○-○
○○通り沿い○○○の真向かいです。
消防: 建物の名前を教えて下さい。
病院: ○○○病院です。
消防: 火災の状況は?
病院: ○館○階△△△が燃えています。
消防: あなたの氏名は?
病院: ○○○○○です。
消防: 今、使っている電話番号をお知らせください。
病院: 03-○○○○-○○○○です。
この流れを職員一人一人が把握して、住所や病院名、どこが燃えているか、電話番号を答える必要があります。慌てると、住所をなかなか言えなかったり、うっかり忘れたりしますので、日頃から訓練が大切です。何度も訓練している人でも、人前になると緊張したりでスムーズに報告できなくなるため、訓練が大切と言っています。
災害時の病棟チェックリストも作成し、本場さながら師長が報告します。
病床数、患者数、護送数、担送数、独歩数、外泊数。患者状況は重症数、中等症数、軽症数、死亡数。職員状況は出勤数、死亡数、重症数、中等症数、軽症数。
損壊状況:壁、天井の損壊の有無、避難経路の確保の困難か可能か、電気使用状況、電話通話状況、水道使用状況、大型医療機器の状況などの報告をします。その他、報告事項。
病院の裏玄関で消火器の訓練もしました。
1. 火元近くまで消火器を運ぶ
2. 安全栓を抜く
3. ホースを外す
4. ホースを火元に向ける
5. レバーを強く握る
6. 煙に惑わされない
まとめ
・できるだけ3〜4mまで近づいて放射しましょう。
・屋外の火災は風上から放射しましょう。
・病院で使う消火器は最大30秒放射可能
・一般家庭の消火器は最大15秒放射可能
・火の高さは成人の身長の高さまでが消火器で消火可能
・幅も人幅までで、それ以上になると難しいとのことでした。次回は煙の避け方を行います。本番さながらで訓練しておくと慌てずに、冷静に行動できます。日頃から家庭でも訓練が必要と感じました。
最後までお付き合い、ありがとうございます。
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