三大神経の伝達物質の一つであるセロトニン。セロトニンは体内で作ることはできません。心身の安定やバランス、唾液や体温調節に関わっています。私たちの体や精神面を支えてくれる大切な物質です。
セロトニンが不足するとうつ病や不眠症などに罹るリスクも出てきますので積極的に摂った方がいい人もいるはずです。
毎年うつ病患者様が増加していて、看護師でも、うつ病ということを隠して入職してくる職員がいますが、勤務しているとすぐわかり気がつきます。面談すると、勤務させてもいいのか?というレベルの人もいて、主治医と相談して受診結果を報告するようにしてもらっています。自分のことで悩んでいるのに、患者様の看護には余裕がなくなるのと病状悪化になるかもしれません。、ゆっくり時間をかけて面談し話し合います。
セロトニンを多く含む食品
・大豆 ・乳製品 ・魚 ・肉類 などがおススメです
煮豆、豆乳、おから、きな粉、納豆、みそ、醤油などにも含まれています
チーズではパルメザンチーズやエメンタールチーズがおススメ
かずのこには100g中520mgのトリプトファンが含まれています。
びんちょう鮪には100g中320mgのトリプトファンが含まれています。
きはだ鮪には100g中270mgのトリプトファンが含まれています。
豚ヒレ肉には100g中500mgのトリプトファンが含まれています。
鶏むね肉には100g中490mgのトリプトファンが含まれています。
トリプトファンは体重1kgあたり4mg必要といわれていて、体重が50kgの場合トリプトフアンは200mg摂取するのが目安だそうです。
うつ病の看護師さんと面談すると、栄養に偏りがある方が多くいます。好きな食べ物ばかり摂取している傾向があります。大豆が原料で作られた食品をあまり摂取していない人が多いです。糖質や炭水化物が多いようです。
トリプトファンは必須アミノ酸です。トリプトファンを摂ることによって気分や感情をコントロールして心身の安定をさせたいですね。特に看護の職場は、女性が多く、気分や感情で左右されてしまう方もおります。
まとめ
季節の変わり目は、心の不調が起こりやすい時期です。積極的にトリプトファンが多く含まれている食品を意識して、心も体も健康でいたいものです。トリプトファンは蛋白質が多く含まれている食品に比較的多いといわれています。
不安の解消、良質な睡眠、精神の安定を維持させるためにも意識して摂取していきましょうね。
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