第108回看護師国家試験合格発表日

こんばんは

今日は看護師国家試験の発表日でした。EPA候補者はやはり不合格でした。

1人は5点不足、もう一人は7点不足で不合格です。2015年の12月にインドネシアとフィリピンから2名ずつ合計4名当院で受け入れして、年に1回の国家試験にチャレンジ。2名は2回目で合格。残りの2名は残念ながら今回も不合格になってしまいました。くやし~い。

 

1名はすべり止めで准看護師資格試験に去年合格していて、この方はあと4年間のみ日本にいることができその間に、また国家試験にチャレンジします。もう一人は准看の資格試験に2点不足で不合格になり、フィリピンへ帰国が決定しました。悔し涙を流して思いっきり泣いたようです。フィリピンに帰国しても、また受験は何度でも可能です。○○さんは来年また、日本に来て受験すると話しています。

 

3年前から教育に関わり支援してきましたが今回で支援は終了となりました。准看護師の資格がある人は、勤務しながら自宅で受験勉強となります。ただ、本人には月2回は私の所に来て、学習の進み具合を話し合い、アドバイスすることはできると説明しています。

海外の人にとって、日本語の長文は理解が難しく、まして医学用語となると想像以上の学習が必要です。あきらめずにモチベーションを維持する難しさ、ホームシックになったり、仕事の疲れがあっても学習しなければならなかった3年間でした。受験は期限なくできますが、支援がないと合格の壁は難しくなります・・。

お疲れさまでした・・。今はゆっくり心を休ませてください・・。そして来年また頑張ってください。

私の直接教育はこれで終了です。

 

今年の12月に、また新たにインドネシアから女性の候補者が来日が決定していて、その時からまた、私のEPA看護師候補者への教育が再開します。私自身もこの3年間の経験を活かし、さらなる教育の仕方の向上が必要です。

まとめ

教える側も教わる側も共に育つには教育ではなく、共育と感じます。お互いに学ぶという視点で関わっていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。