AEDとは
自動式体外式除細動器。心室細動を検出した時にポンプとして動かなくなった心臓に、電気ショックを与えて心臓の収縮を取り戻すための機器です。
心室細動とは
心臓には4つの部屋があり、右心房、右心室、左心房、左心室があります。この、右心室と左心室の心室の動きが細かく動くことにより心臓の心室が正常に動いていない状態をいいます。心室が細かく動くと全身への血液を送り出せなくなり心停止になってしまう状態です。
外出中に万が一、倒れている人を発見した場合、皆さんはどうしますか?
まず、大きな声で肩をたたき大丈夫ですか。大丈夫ですかと声をかけてください。返事がない場合、または呼吸がしていないようなら、その場を離れずに
1. 119番通報
2. 大きな声で誰かAEDを持ってきてくださいと言う
3. 心臓マッサージをする
4. AEDが届いたら電気ショック
AEDはどこにあるの? 皆さんはAEDはどこにあるか知っていますか?
都心では
駅・学校・図書館・デパート・テーマパーク・空港
コンビニにも置かれるようになりました。
病院やホテル、新幹線の中にももちろんあります。
普段は冷静ですのでもちろんわかると思いますが、いざ倒れている人を発見した時は慣れていないため、慌てるようです。
こんな時はAEDマップを使うと便利です。
こんな感じで表示されます。便利ですね。
倒れている人を発見して、救急車を要請しても都内は平均6分から8分かかるといわれてます。緊急の場合は秒を争うので救命処置をしないと、助かる確率が低下してしまいます。行動することが大切です。
AEDは蓋を開けると電極パッドを貼るよう音声案内があり、肌に直接貼ります。電極パッドに貼る位置が示されています。右の胸の鎖骨の下に1枚、左胸の脇の下5〜8cmの部位に1枚貼ります。パッドを貼ると自動的に心電図解析がはじまり、必要と機器が判断した場合のみ電気ショックを与えます。ボタンを押す指示の音声がながれます。全て音声が指示しますので、一般市民でも簡単に操作できるようになっています。
AEDは心臓がポンプの役割を果たしていない状態の心室細動の状態を電気ショックで一時静止させることで、正常な拍動の再開を促すもので、再起動させるのとは違います。
使用後は速やかに胸骨圧迫による心臓マッサージを行い拍動の再開を促します。
救急車が到着するまでつづけます。周りの人を巻き込んで協力して行いましょう。何もしないより、効果が何倍もでます。人の役に立つことをすると、達成感がでます。
まとめ
いつ、どこで遭遇するかわかりませんが、必ず役立ちますので勇気を持って行動しましょうね❣️
最後まで、お付き合いありがとうございました。