風疹

8月頃から関東を中心に風疹が流行

国立感染症研究所によると、9月30日までの1週間で患者数は134人になり今年度の患者数は950人を超えていて、昨年の10倍以上になっています。東京が307人、千葉県で196人、神奈川県で108人、埼玉県で70人となっています。今年は男性が8割と多く成人が多く占めているそうです。f:id:piano1228:20181017221630j:plain

風疹の流行状況 東京都感染症情報センターから引用

f:id:piano1228:20181017221733j:plain

このグラフを見ると男性の20歳から50歳未満が多く、40代が1番多いです。女性は20代が1番多くなっています。

 

症状: 発熱、発疹、リンパ節の腫脹など

 

風疹ウィルスが原因の感染症です

妊婦さんが感染すると胎児に先天性風疹症候群が生じてしまうので、成人男性の風疹ワクチン接種の促進を目指しているそうです。また、風疹に罹ったことない方は気をつけましょう。

 

感染経路: 風疹ウィルスに感染した方の咳や鼻水などを介した飛沫感染により感染します。飛沫感染とは咳やくしゃみなどによって飛び散る飛沫に含まれる病原体が、口や鼻などの粘膜に直接触れて感染することです。1〜2m以内の至近距離です。電車内は要注意です。いつ誰が罹っているかわからないので、ウィルスを防御してくれるマスクをオススメします。

 

潜伏期: 2〜3週間

 

発疹症状: 発疹は顔から全身へ広がります。数日で発疹はおさまります。合併症にならなければ自然治癒します。自動、生徒が罹った場合は発疹が痂皮形成するまで学校をやすまなければならないです。

 

もし家族で風疹に罹った人がいる場合は、家の中で 本人がマスクを装着しましょう。ティッシュを使用したら密閉して速やかに破棄です。いつまでも室内に置きっ放しはしないようにしましょう。

 

皆さん気をつけましょうね❣️