生活習慣病
生活習慣病は、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、発症・進行に関与する疾患群を指します。
日本人の3大死因である癌・脳血管疾患・心疾患、その危険因子となる動脈硬化症・糖尿病・高血圧症・脂質異常症などは生活習慣病です。生活習慣病は医療費の約3割、死亡者数の約6割を占めているといわれています。
受動喫煙によりリスクが上昇する代表的な疾患に肺がんと虚血性心疾患があります。気管支喘息や慢性気管支炎の原因にもなります
過剰なストレスは血圧や血糖値の上昇をまねくおそれがあり、高血圧や糖尿病になるリスクも高くなります。
運動不足は肥満や脂質異常症の原因になります。
アルコールの過剰摂取は、糖尿病や脂質異常症、高血圧、消化器系の癌などの原因になる可能性があります。
アンバランスな食事内容と不規則な食事時間、運動不足、ストレス、喫煙、過度な飲酒が生活習慣病と大きな関りがあるといわれています。生活習慣病は30~40歳代に急増、そして最近は発症年齢が低下し、子供にも兆候が見られるようになってきています。これは食生活の変化や運動不足が原因です。
交通機関の発達で昔のように歩かなくてもよい便利な生活は運動不足を招いています。消費エネルギーが低下しているのに、ハンバーグやカレーライス、パスタ料理、など高カロリー、高脂肪食が原因となります。
私たちは食べたいときに、いつでも食べたいものが手に入る時代になり、コンビニも24時間営業。生活習慣を見直し、病気の予防が大切です。
病気になってから食事療法、塩分制限、カロリー制限はつらくなりますね。何人もの患者様をみてきているので、病気のつらさは痛いほど理解しています。
特定健診・特定保健指導
生活習慣病の予防、早期発見・治療のため特定健診・特定保健指導が行われています。メタボリックシンドロームに着目した健診によってリスクを早期に発見し、その内容を踏まえて運動習慣や食生活、喫煙などの生活習慣を見直すための検診、指導を行い内臓脂肪を減少させ、疾病の予防・改善につなげることを目的としています。
対象は40歳以上75歳未満が対象です。
7つの健康習慣
1.喫煙をしない
2.定期的に運動する
3.飲酒は適量を守るまたは飲酒しない
4.1日7~8時間の睡眠
5.適正体重を維持する
6.朝食を必ず食べる
7.間食を避ける
私はこの健康習慣の7つのうち守られているのは、1.3.5.6.7.でした。睡眠時間は休日のみ確保できていて、普段は5時間弱です。今の仕事内容が変わらない限り無理ですね・・・。
皆さんはいかがでしょうか? 人生は一度限りです。いつまでも健康を維持させたいですね。1~7をできるだけ守り、今後の人生を楽しみましょう。健康あってこその、楽しい人生に結びつけましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。時々ブックマークつけてくださる方感謝しています。コメントには返信していますが、ブッくマークには返信していないです。すみません。慣れていないのです・・。