EPA看護師候補者教育 ~看護師候補者とともに~
EPA看護師候補者を迎えてもうすぐ1ヶ月になろうとしています。
去年12月16日AOTS研修センターで閉校式が行われ17日から私の勤務する病院に入職になり看護師国家試験に向けてスタートしました。
わからない方のために。
EPA看護師候補者は日本とアジアの経済連携で結ばれた選ばれた母国の看護師が日本の国家試験合格目指してマッチングした方だけ入国してきます。3回の国家試験を受験しても不合格の場合は、1年のみ延長して成績がクリアした方だけ4回目の受験ができます。
私の病院にはEPA看護師が2名おり一生懸命頑張っている姿は、EPA看護師候補者にとってとても心強い先輩になっています。
EPA看護師候補者への教育
1ヶ月関りかなりの苦労をしています。それは2名の仲が悪いことがわかりました。学習中はあまり感じませんが、病棟で初めてある研修を実施中、相手の候補者の手を遮り動きをストップさせました。言葉は一切話さなく、行動で表しました。すぐ別の場所で注意しましたが、なぜそのような行動、態度をとったのか日本語で表現できず、後日先輩のインドネシアの看護師に通訳してもらいました。心から嫌いでとった行動ではないといいますが、謝りません。このままでは患者様に不安を与えてしまうので所属部署をどうするべきか、2人を別々の部署にすべきか検討しなければなりません。私の課題になります。
学習面
日本人の4歳弱レベルの日本語の表現レベルです。今は短い文の練習をしています
病院に通院する
病状が回復する
相手の意見を尊重する
具合が悪く、勤務を休む
明日までに書類を提出する
師長に報告する
喃語を話す
生後3~4か月で首がすわる
子宮復古不全を疑う
蓄尿の指示がでる この文の意味を調べさせたりしています。
2月16日に看護師国家試験を受験しますが、もちろん合格はできなく、お試し受験になります。試験会場の雰囲気、問題の体験になります。学習だけでなく、生活も管理しています。自炊できているか。睡眠は十分にとっているか。掃除は定期的に行っているのかなど日常生活も慣れるまでは管理が必要です。
遠い南国から入国。言葉もスムーズに通じなく買い物もようやく1人でできるようになりました。まだまだ支援は始まったばかり。合格にもっていけるかはわかりませんが、私も努力していかなければなりません。
課題はたくさんありますが1つずつクリアしていきたいと思います。
学習は楽しく行っていけるので、少しでも癒しを与えながら日々過ごしています
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